子育てとの両立を応援!未経験の現役のママさんも活躍中のクリニックの応募です。詳しくは以下をご覧ください。
挨拶
こんにちは、赤羽もりクリニック院長の森 維久郎(もり いくろう)と申します。
採用ページをご覧いただきありがとうございます。まずは、私自身について自己紹介をさせていただきたいと思います。
ちなみに、この求人ページの文章は少し長めです(というかかなり長いです)。それには理由があります。
多くのクリニックの求人ページには、当たり障りのないことや良いことしか書かれていないことが多いかと思います。
しかし、私がクリニックを開院当初から一貫して大切にしていることは、クリニック側にとっても、応募してくださる皆様にとっても、入職後に「こんなはずじゃなかった」と感じることがないようにすることです。
仕事は、皆様にとって人生の大きな時間を占めるものです。(パートさんであっても、週に数時間、もしくは十数時間を使います。)
その時間が苦痛な時間と感じるか、有意義な時間と感じるかは皆様だけでなく院長の私にとっても非常に重要なことです。
また当院は少人数の組織なので良くも悪くも一人の方の影響が大きいので、ミスマッチが起きるとクリニックとして望ましくないと考えています。
そのため、求人ページでは、当院の良い面だけでなく、悪い面、さらには院長である私のキャラクターも含めて、正直に皆様にお伝えしたいと思います。(よく変人と言われます)
長文で大変申し訳ございませんが、入職を考えている皆様方にはぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
自己紹介
幼少期~クリニック開業まで
さて、私は三重県生まれの4人兄弟の3番目として生まれました。大学までは愛知県・三重県に住んでいました。ぱっとしない性格とよく言われ、同窓会とかでも基本的に先生から覚えられていないタイプの人間です(笑)
しかし「ゼロから作ること」、「組織を作ること」が好きで、大学時代には、地域の空き家を改築してカフェを作ったり、学生団体でブログ運営とかもしていました。また、所属していたラグビー部では(下手なのに)キャプテンをやっていました。医者になってから救急医療もしくは厚生労働省で政治の道に進もうと思い東京に出てきました。
しかし、研修医時代に救急の現場で重症化された患者さんが何度も何度も運ばれてくるのを目のあたりして、もっと悪くなる前にできることはなかったのかと思い、最終的予防医療に興味が出て、人工透析を減らすという目的意識を持ち腎臓内科医となりました。
最初は先端医療を提供する大きな病院に勤務していたのですが、そこでの経験を通じて、予防の最前線はインターネットでの情報発信とクリニックでの医療提供であると確信して腎臓内科のブログを始めたり、セミナー活動を行ったりしていました。
ブログを開始して一定数の患者さんが遠方から受診されるようになり、日本に透析を予防するということに特化したクリニックが少なく、こんなに悩んでいる人が多いのかと痛感し、じゃぁ自分で作ればよいのではないかと考え、最終的に29歳の時に自分のクリニックを開業しました。
(ちなみに当時、平成生まれの院長がいなかったので、開業届には「昭和」の記載しかなく、おそらく私が初めての平成生まれでクリニックを作ったと思います・・・たぶん)
クリニックをオープンしてから4年になりますが周りのスタッフに支えていただき、順調にクリニックは運営させていただいております。(オープンしてからのお話はクリニックの紹介の方で触れたいと思います。)
院長のキャラクター
キャラクターについては自己申告になりますが、「変人」と言われます。そのため当院は「変人」に寛容なスタッフさんが多いと思います。ストレングスファインダーという強み・弱みの分析ツールでは「戦略的思考」と「影響力」を得意とする一方、「実行力」は苦手という結果でした。
事実、クリニックでは私が戦略的に考えて方針を決め、運用は優秀なスタッフさんが行うみたいな形で仕事が進むことが多いです。お互いにお互いの得意・苦手分野を知っているので補ないながらクリニックが運営されていると思います(信じています。。。笑)。
その他、A型、好きなものは浅煎コーヒー、グルメ、肉、温泉・サウナ、新しいスマートフォンとかPCをいじること、旅行、チームプレイあたりでしょうか。最近トライアスロンをはじめて、10月に完走しました。
苦手なものはスケジュール管理、整理整頓、圧のある人、giveばかり求める人、電話、同調圧力、公務員的な対応あたりですかね。
さて、院長の私の話ばかりをしてしましたが、クリニックについて話を移していきましょう。
クリニック紹介
2020年に熱意に燃えてオープンしたクリニックですが、開院直前に新型コロナウイルス第1波による緊急事態宣言が発令されて、その後もコロナの影響もあり最初の1年はまったく患者さんが来ず閑古鳥が鳴くクリニックでした。
しかしスタッフ一同でコツコツ診察を積み上げて、徐々に患者さんのご利用頂くことになり、新聞の掲載・書籍出版・インターネットメディアの掲載など様々な案件を頂くようになりました。
現在、当院のWEBサイトには年間700万程度のアクセスがあり、多くの患者様が受診されております。そのためある程度忙しい部類のクリニックだと思います。
開院してから数年間は忙しいなりに働きやすい職場であり、離職者も少ない職場でした。しかし時間が経つにつれて忙しさが増し、様々な側面で綻びが出てきて2023年、2024年は職員さんに大きな負担をかけてしまいました。
本格的に様々な要素を整理して常勤スタッフ、子持ちのパートさん、学生さんにとって働きやすい職場を作るために今年の秋頃から再スタートを宣言して日々改善を繰り返しています。
職場の雰囲気としては、恐らくアットホームな雰囲気を残しつつも良い意味でお互いが干渉しないクリニックだと思います。
職場は同じような人が在籍すると考えが凝り固まっていくので、いろいろな人が在籍している方が良いと考えています。実際年齢層もキャラクターも皆んなバラバラです。年齢層は10代~60代までいらっしゃいます。
働き方も当院を常勤としている人もいれば、他の医療機関や会社を常勤として当院を副業としている人もいます。自分で起業したり、大学の講師を請け負うなど成長志向の職員さんもいれば、家庭を大切にして仕事はできる範囲で的確にこなす平和志向の職員さんもいます。
ただし、医療機関特有の職員同士のギスギスした感じを出すような行為はどんなに仕事ができる人であっても当院の考え方と大きく異なります。
ずばりそういう方には当院は合わないです。しかしそうではなくそれぞれがそれぞれの立場をリスクペストしながら、それぞれのできる範囲で最大限取り組み、高め合えることを楽しめる方にとってピッタリだと思います。
現段階ではまだ新しい立ち上がりのクリニックです。大きな病院のような設備もありません。(更衣室もレントゲン室です。)日々改善を繰り返しており、仕組みを作っているようなクリニックです。
そのためどちらかというと、良いクリニックに入るのではなく、一緒に良いクリニックを作っていこうと楽しめる方に入職頂ければと思います。
私たちが大切にしているもの
当院では以下の2つのことを大切にしています。
- 患者さんの受診体験の向上
- 職員さんのコミュニケーション
理由は透析を予防するクリニックに受診する患者さんは症状がなくクリニックに受診されます。
そのため他の風邪や胃腸炎などで受診した患者さんと比較すると、目先の貴重な時間を使って受診をする必要性が低く、少しでもいやなことがある何かと後回しになってしまいがちです。
一方で治療をやめてしまうと年単位で健康を害してしまい、気づいたときには手遅れになるケースが多く、治療をやめないようにするのが非常に重要です。
そのため当院では一つ一つの対応や待ち時間の対策などは他のクリニックよりも大切にするべきだと考えています。(皆さんも病院にかかってクリニックの窓口である受付の方が高圧的で足が遠のいてしまった経験はありませんか?)
また一人の患者さんが長く通院するのでやがてスタッフと患者さんも顔見知りになります。そのため仕事が出来ても情緒が不安定だったり周りのメンバーを萎縮させるメンバーが一人でもいてクリニック内の雰囲気が悪くなると患者さんに伝わります。
そのため職員同士のコミュニケーションを大切ににしています。
クリニックには常勤スタッフ、学生さん、お子様がいらっしゃる方、退職後に再度チャレンジをしているスタッフなど多様性あふれるスタッフさんがいます。
人工透析を予防するという当院の目標のもと、それぞれのバックグラウンドやペースをリスペクトしつつ業務を行っています。
1 他者をリスペクトできない方
2 仕事のクオリティーが基準を満たさない方
3 決められた業務に対する責任を果たそうとしない方
がいると他のスタッフが負担を背負うことになり、当院が大切にするものが壊れる可能性があるので苦言を呈することがあります。
心理的安全性について
当院は心理的安全性が高い組織を目指しています。
医療業界では仕事の基準が高い職場は、関係性が悪い軍隊のような「厳しい職場」と考えられ、関係性が良い職場は仕事の基準が低い職場は「ぬるま湯職場」と考えられがちです。
心理的安全性の高い職場は「基準の高さ」と「関係性の良さ」を両立した組織です。各人がそれぞれのペースで取り組んでいただければ良いと思っています。
そして、そういう組織を作っていくために私は、当院でご勤務頂くパートの事務さんの仕事内容はなるべくシンプルにすることにしています。
仕事の詳細
さきほどお伝えした通り、まずパートさんの業務内容はシンプルにしています。
理由は常勤スタッフと同じように院内ルールをすべて把握して業務を行なっていただくことよりも、業務の範囲をしっかり決めて、その中で業務を頂いた方が双方にとってスムーズに業務ができると考えているためです。
そして当院は医師、管理栄養士を中心に毎日フルで診療が埋まっていることが多く、患者さんにも気を遣わせてしまう傾向があります。
受付の事務さんにはサポート役に回って頂き、患者さんが聞きそびれたことを聞いてもらう役割を担っていただければ幸いです。そのため病院や他のクリニックで重宝される「テキパキとした事務さん」よりも「穏やかな事務さん」があっていると思います。
具体的な仕事については以下のようなものになります。
- 受付業務
- カルテの作成と患者登録・保険証情報の入力
- 会計業務
- メール対応
- 電話対応
- 雑務(シュレッダーやスキャン業務) など
●受付業務
来院された患者さんの窓口対応を行います。マイナンバーカードの読み取り、WEB予約の有無の確認、資料の受け取り、診察券の作成などを行います。
●カルテの作成と患者登録・保険証情報の入力
来院された患者さんのカルテ・保険証情報を作成します。
カルテの作成は、氏名や住所などを入力します。(シンプルで、インターネット通販の時に情報を入力すると思うのですがそのぐらいの簡単さです。)
保険証情報の入力について少し専門的な知識が必要です。しかし今年の12月から保険証からマイナンバーカードに移行するに伴い、年単位で考えるとこの業務は少なくなることを想定しています。
入職してから数か月の間はベテランの事務さんや常勤の事務さんに依頼できる形とします。
●会計業務
診察終了後のお会計業務を行います。診察明細書、処方箋、予約票を印刷してお渡し、会計業務を行います。会計は現金、キャッシュレス対応をしています。
すでにシンプルな業務ですが、年末から年始にかけて自動精算機を導入しますので、こちらの業務について明細書のバーコートを読み取り、あとは患者さんの方で作業を行っていただく形になります。
●メール対応
クリニックに届くメールへの返信については、入社して3-6か月後を目途に依頼します。8割程度は定番のパターンの問い合わせなので適宜ご対応を頂き、残りの2割りについては常勤事務やベテランのパートさんに相談しながら対応をお願いします。
●電話対応
メールでの対応が慣れてきた頃に依頼します。こちらについても8割程度は定番のパターンの問い合わせなので適宜ご対応を頂き、残りの2割りについては常勤事務やベテランのパートさんに相談しながら対応をお願いします。
●その他
空いている時間にシュレッダーや掃除などの業務を依頼します。
最後に、シンプルであること=楽であることではありません。学生生活もある中でしっかり両立しつつ、患者さんへの対応に専念しているためにシンプルにしているとお考えいただけますと幸いです。
今回の募集の理由
ご勤務されていた事務さんの転居をきっかけに新規の募集をします。
平日の前半(8:45-13:00)、土曜日にご勤務を頂ける方を募集しております。
また患者さんの数もふえており2-3名募集する予定です。
業務時間以外の研修などはありません。評価については患者さんが通い続けたいと思ってもらえるような接客ができているか、一緒に働くスタッフさんとのコミュニケーションが円滑にとれているかで判断しております。
クリニックの将来性
2020年開院以降、日々の診療に限らずインターネットメディア、新聞連載、書籍などを中心に広報活動を行ってきたため全国から患者さんが受診しています。
また院長が30代であり、固定概念に囚われることなく色んなことにチャレンジしていこう、決して楽な職場ではありませんが切磋琢磨していこうという雰囲気はあります。
当院で働くメリット
残業なし
外来診療のみなので残業はありません。(レセプト業務もパートさんの担当業務ではありません。)時間が過ぎて業務が残っていた場合は引き継いでご帰宅ください。ちなみに院長の私にも子供がいて早く家に帰ってお風呂に入れたいので、仕事が終わったらすぐに帰ってしまいます。遅くまで残っている人が偉いという文化は一切ありません。
お子様がいても両立可能
私も子育てをしており理解していますので、ママさん事務さんを当院は応援しています。お子様の急な発熱などに対しても代理のパートさんを募集したり、院長が事務業務をやるなどで対応させていただきます。
ただし子供の運動会など事前にわかっている案件については数か月前から教えてもらっています。
先輩パートさんの声
今後アップロード予定です。
職場写真(内観・働く場所)
今後アップロード予定です。
募集要項
募集職種 | クリニックの受付業務 |
雇用形態 | パート |
採用人数 | 2-3名 |
営業日 | 月・水・木・金(午前のみ)・土
*前半9:00-13:00、後半16:00-19:00 |
勤務日・勤務時間 | 月:8時45分~13時 水:8時45分~13時 木:8時45分~13時 土:8時45分~13時*週2-3日程度を想定。 *午後(16-19時)の勤務も可。 *始業時間の調整も可。 *扶養の調整も可。 |
休日 | 火・日・祝 |
勤務地 | 東京都北区赤羽2-4-5 |
仕事内容 | クリニックの受付業務(*詳細は仕事内容の箇所をご確認ください。) |
給与 | 時給1300円~ 試用期間が1か月あります。 |
通勤費 | 全額支給(上限2.5万円) |
残業代 | 万が一発生したら法定に従い全額支給。顧問の社会保険労務士にご指導頂き就業規則を作成、労働基準監督署の承認を得ています。 |
賞与 | なし |
昇給 | 定期昇給なし |
人事評価 | 患者さんの接遇、スタッフ同士のコミュニケーションで判断 |
加入保険 | 協会けんぽ、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
定年 | 満65歳 |
退職金制度 | なし |
制服 | 支給します。洗濯もこちらで行います。靴はご自身で用意・洗濯をお願いします。 |
身だしなみ | 華美ではないこと(明らかな金髪・ハイトーンカラーは不可です。カラーリングは患者さんから見て不快に思われない程度の常識範囲内でお願いします。) |
応募資格 | この応募のページをしっかり最後まで読んでいただき当院の理念を理解いただいた方。未経験でもOK。 |
就職支援金 | 就職支度金:20,000円 このホームページから当院に直接応募していただき採用となった場合、入職3ヶ月後にお渡ししています。 |
応募方法・流れ
応募を読んで考えていてもよくわからないと思いますので、まず気軽に職場見学をされることを推奨しております。
職場見学をしてみて合うか、合わないかをお考えください。
具体的な流れは以下のような形になります。
- 職場見学をフォームから応募する。(フォームはページの最後にあります。)
- 担当者とスケジュール調整を行う。
- 職場見学を行う。
- 正式に応募をする。
- 書類選考などを行う。
- 面接を行う。
- 1日体験勤務を行う。
- 入職。
※携帯のアドレスには届かない場合がございます。ご注意ください。
ただし、このような考えなら応募しないでください。
- 手を抜いて楽して稼ぎたい(シンプルであることと楽であることは異なります。)
- 誰でもできる仕事をしたい(業務はシンプルにしていますがお客さんと他のスタッフとのコミュニケーションに専念していただくためです。)
- 融通がきき好き勝手なペースで仕事をしたい(全員の配慮と協力で成り立っています。)
よくある質問
● 医療事務は何名いますか?
常時2-3名体制です。常勤の医療事務が1名と受付を担当するパートの医療事務が1-2名います。
● 看護師は何名いますか?
常時1名ほど勤務しています。
● 管理栄養士は何名いますか?
5名在籍しており、常時1-2名が勤務しています。
それぞれ役割があり、患者さんの病態やキャラクターを見て振り分けをしています。
● 副業について
非常勤の方については、副業は可能です。ただし、当院の勤務に支障が出ない範囲でお願いしております。
● 実際の1日の流れを教えてください。
勤務時間に開始できるようにご準備いただけば、特に早めの出勤は必要ありません。
診療中は水分の補給やお手洗いなどはご自由に行ってください。昼休みは外出など自由です。各々のペースでランチに行くなどお任せしています。クリニックの周りにはレストランが一杯あるので困ることはないと思います。
● 残業はありますか?
最終受付が20分前なので、基本的には残業はありません。また在宅医療や病棟業務もありませんのでご安心ください。
● 制服・靴の支給
制服はクリニックで用意します。靴の支給はありません。
● 休日の扱い
祝日はクリニック全体でお休みとなります。有給は法定通りです。
● クリニックの経験はありませんが、勤務は可能ですか?
はい、問題ありません。患者さんとのコミュニケーションがとれること、柔軟性があること、最低限のPCスキルがあることを満たせば問題ありません。
● PCスキルは必要ですか?
特別なスキルは不要です。ただしPCでインターネットが使える、Wi-fiやBluetoothという言葉ぐらいは知っている、タイピングができるぐらいのスキルは合った方がスムーズです。WordやExcelを使うことができるとベターです。
さいごに
ここまでお読み頂いてありがとうございます!長かったですね(笑)
入社されるを検討される皆様にお伝えしているのですが、最終的に「合うか合わないか」だと思っています。正社員の方にしろ、パートの方にしろ、週数時間も大切な時間を使うのが職場だと思います。
私が一番嫌なのは入社して「こんなはずではなかった」となることです。
当院ではまず職場見学にお越しいただき、その後自分にフィットしそうだなと思ったら応募いただくという形をとっています。
職場見学はこちらから