赤羽駅から徒歩4分のクリニックの求人情報です。詳しくは以下をご覧ください。
挨拶
こんにちは、赤羽もりクリニック院長の森 維久郎(もり いくろう)と申します。
採用ページをご覧いただきありがとうございます。まずは、私自身について自己紹介をさせていただきたいと思います。
ちなみに、この求人ページの文章は少し長めです(というかかなり長いです)。それには理由があります。
多くのクリニックの求人ページには、当たり障りのないことや良いことしか書かれていないことが多いかと思います。
しかし、私がクリニックを開院当初から一貫して大切にしていることは、クリニック側にとっても、応募してくださる皆様にとっても、入職後に「こんなはずじゃなかった」と感じることがないようにすることです。
仕事は、皆様にとって人生の大きな時間を占めるものです。
その時間が苦痛な時間と感じるか、有意義な時間と感じるかは皆様だけでなく院長の私にとっても非常に重要なことです。
また当院は少人数の組織なので良くも悪くも一人の方の影響が大きいので、ミスマッチが起きるとクリニックとして望ましくないと考えています。
そのため、求人ページでは、当院の良い面だけでなく、悪い面、さらには院長である私のキャラクターも含めて、正直に皆様にお伝えしたいと思います。(よく変人と言われます)
長文で大変申し訳ございませんが、入職を考えている皆様方にはぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
自己紹介
幼少期~クリニック開業まで
さて、私は三重県生まれの4人兄弟の3番目として生まれました。大学までは愛知県・三重県に住んでいました。ぱっとしない性格とよく言われ、同窓会とかでも基本的に先生から覚えられていないタイプの人間です(笑)
しかし「ゼロから作ること」、「組織を作ること」が好きで、大学時代には、地域の空き家を改築してカフェを作ったり、学生団体でブログ運営とかもしていました。また、所属していたラグビー部では(下手なのに)キャプテンをやっていました。医者になってから救急医療もしくは厚生労働省で政治の道に進もうと思い東京に出てきました。
しかし、研修医時代に救急の現場で重症化された患者さんが何度も何度も運ばれてくるのを目のあたりして、もっと悪くなる前にできることはなかったのかと思い、最終的予防医療に興味が出て、人工透析を減らすという目的意識を持ち腎臓内科医となりました。
最初は先端医療を提供する大きな病院に勤務していたのですが、そこでの経験を通じて、予防の最前線はインターネットでの情報発信とクリニックでの医療提供であると確信して腎臓内科のブログを始めたり、セミナー活動を行ったりしていました。
ブログを開始して一定数の患者さんが遠方から受診されるようになり、日本に透析を予防するということに特化したクリニックが少なく、こんなに悩んでいる人が多いのかと痛感し、じゃぁ自分で作ればよいのではないかと考え、最終的に29歳の時に自分のクリニックを開業しました。
(ちなみに当時、平成生まれの院長がいなかったので、開業届には「昭和」の記載しかなく、おそらく私が初めての平成生まれでクリニックを作ったと思います・・・たぶん)
クリニックをオープンしてから4年になりますが周りのスタッフに支えていただき、順調にクリニックは運営させていただいております。(オープンしてからのお話はクリニックの紹介の方で触れたいと思います。)
院長のキャラクター
キャラクターについては自己申告になりますが、「変人」と言われます。そのため当院は「変人」に寛容なスタッフさんが多いと思います。ストレングスファインダーという強み・弱みの分析ツールでは「戦略的思考」と「影響力」を得意とする一方、「実行力」は苦手という結果でした。
事実、クリニックでは私が戦略的に考えて方針を決め、運用は優秀なスタッフさんが行うみたいな形で仕事が進むことが多いです。お互いにお互いの得意・苦手分野を知っているので補ないながらクリニックが運営されていると思います(信じています。。。笑)。
その他、A型、好きなものは浅煎コーヒー、グルメ、肉、温泉・サウナ、新しいスマートフォンとかPCをいじること、旅行、チームプレイあたりでしょうか。最近トライアスロンをはじめて、10月に完走しました。
苦手なものはスケジュール管理、整理整頓、圧のある人、giveばかり求める人、電話、同調圧力、公務員的な対応あたりですかね。
さて、院長の私の話ばかりをしてしましたが、クリニックについて話を移していきましょう。
クリニック紹介
2020年に熱意に燃えてオープンしたクリニックですが、開院直前に新型コロナウイルス第1波による緊急事態宣言が発令されて、その後もコロナの影響もあり最初の1年はまったく患者さんが来ず閑古鳥が鳴くクリニックでした。
しかしスタッフ一同でコツコツ診察を積み上げて、徐々に患者さんのご利用頂くことになり、新聞の掲載・書籍出版・インターネットメディアの掲載など様々な案件を頂くようになりました。
現在、当院のWEBサイトには年間700万程度のアクセスがあり、多くの患者様が受診されております。そのためある程度忙しい部類のクリニックだと思います。
開院してから数年間は忙しいなりに働きやすい職場であり、離職者も少ない職場でした。しかし時間が経つにつれて忙しさが増し、様々な側面で綻びが出てきて2023年、2024年は職員さんに大きな負担をかけてしまいました。
本格的に様々な要素を整理して常勤スタッフ、子持ちのパートさん、学生さんにとって働きやすい職場を作るために今年の秋頃から再スタートを宣言して日々改善を繰り返しています。
職場の雰囲気としては、恐らくアットホームな雰囲気を残しつつも良い意味でお互いが干渉しないクリニックだと思います。
職場は同じような人が在籍すると考えが凝り固まっていくので、いろいろな人が在籍している方が良いと考えています。実際年齢層もキャラクターも皆んなバラバラです。年齢層は10代~60代までいらっしゃいます。
働き方も当院を常勤としている人もいれば、他の医療機関や会社を常勤として当院を副業としている人もいます。自分で起業したり、大学の講師を請け負うなど成長志向の職員さんもいれば、家庭を大切にして仕事はできる範囲で的確にこなす平和志向の職員さんもいます。
ただし、医療機関特有の職員同士のギスギスした感じを出すような行為はどんなに仕事ができる人であっても当院の考え方と大きく異なります。
ずばりそういう方には当院は合わないです。しかしそうではなくそれぞれがそれぞれの立場をリスクペストしながら、それぞれのできる範囲で最大限取り組み、高め合えることを楽しめる方にとってピッタリだと思います。
現段階ではまだ新しい立ち上がりのクリニックです。大きな病院のような設備もありません。(更衣室もレントゲン室です。)日々改善を繰り返しており、仕組みを作っているようなクリニックです。
そのためどちらかというと、良いクリニックに入るのではなく、一緒に良いクリニックを作っていこうと楽しめる方に入職頂ければと思います。
私たちが大切にしているもの
当院では以下の2つのことを大切にしています。
- 患者さんの受診体験の向上
- 職員さんのコミュニケーション
理由は透析を予防するクリニックに受診する患者さんは症状がなくクリニックに受診されます。
そのため他の風邪や胃腸炎などで受診した患者さんと比較すると、目先の貴重な時間を使って受診をする必要性が低く、少しでもいやなことがある何かと後回しになってしまいがちです。
一方で治療をやめてしまうと年単位で健康を害してしまい、気づいたときには手遅れになるケースが多く、治療をやめないようにするのが非常に重要です。
そのため当院では一つ一つの対応や待ち時間の対策などは他のクリニックよりも大切にするべきだと考えています。
また一人の患者さんが長く通院するのでやがてスタッフと患者さんも顔見知りになります。そのため仕事が出来ても情緒が不安定だったり周りのメンバーを萎縮させるメンバーが一人でもいてクリニック内の雰囲気が悪くなると患者さんに伝わります。
そのため職員同士のコミュニケーションを大切ににしています。
クリニックには常勤スタッフ、学生さん、お子様がいらっしゃる方、退職後に再度チャレンジをしているスタッフなど多様性あふれるスタッフさんがいます。
人工透析を予防するという当院の目標のもと、それぞれのバックグラウンドやペースをリスペクトしつつ業務を行っています。
1 他者をリスペクトできない方
2 仕事のクオリティーが基準を満たさない方
3 決められた業務に対する責任を果たそうとしない方
がいると他のスタッフが負担を背負うことになり、当院が大切にするものが壊れる可能性があるので苦言を呈することがあります。
心理的安全性について
当院は心理的安全性が高い組織を目指しています。
医療業界では仕事の基準が高い職場は、関係性が悪い軍隊のような「厳しい職場」と考えられ、関係性が良い職場は仕事の基準が低い職場は「ぬるま湯職場」と考えられがちです。
心理的安全性の高い職場は「基準の高さ」と「関係性の良さ」を両立した組織です。各人がそれぞれのペースで取り組んでいただければ良いと思っています。
仕事の詳細・方針
当院の常勤の管理栄養士の業務は栄養指導を中心とした業務となります。
入社した時に初診の患者様の問診、看護業務の補助や受付を行い、徐々に栄養指導の割合が増えていきます。
(個人差があり目安ではありますが、2022年に第二新卒入社で3年目の管理栄養士は現在200件/月以上の栄養指導を受け持っています。)
栄養指導業務
当院では、実力さえつけば多くの栄養指導を受け持つことが可能です。
単に食事の話を伝えるのではなくデーターを理解できるように支援するのが当院の栄養指導の役割となりますので学習はほかのクリニックよりも必要となります。
診察室での問診業務
問診や検査を中心とした診察業務の補助を行ないます。
栄養指導は食事の話をするだけでなく、データーをしっかり読み取り体の状態を把握した上で、患者さんに必要な栄養指導を行うことが大切と考えております。
医師の外来や看護師の業務に関わることで必要なスキルや知識が身につくので、これは栄養士の仕事ではないという風に考えず積極的に知見を吸収いただけると幸いです。
受付業務
入社してから半年ほどの間は受付業務の補助をお願いすることがあります。クリニックの仕組みなどを理解して頂くためですがシンプルな内容を依頼します。
方針 ~下積みは不要、習うより慣れよの方針~
当院では習うより慣れよの方針で、早いうちからドンドン現場に出てもらいたいと思います。
最初数か月で初診の問診を対応していただきます。
初診の問診を通じて院内の業務フローやカルテ記載について覚えてもらい、滞りなく業務が遂行できると判断したら少しずつ栄養指導の受け持ちを持っていただきます。
教育体制・評価制度
ベテラン管理栄養士の指導体制
教育体制を充実させるためにベテラン管理栄養士からのマンツーマン指導の場を用意しております。
またキャリアアップとして腎臓病療養指導士、糖尿病療養指導士の取得を支援します。
評価については、栄養指導の内容(食事だけでなくデーターや病態の理解)、ほかのスタッフとのコミュニケーション、患者さんからの評価を合わせて総合的に行います。
クリニックの将来性
2020年開院以降、日々の診療に限らずインターネットメディア、新聞連載、書籍などを中心に広報活動を行ってきたため全国から患者さんが受診しています。
また院長が30代であり、固定概念に囚われることなく色んなことにチャレンジしていこう、決して楽な職場ではありませんが切磋琢磨していこうという雰囲気はあります。
当院で働くメリット
指導体制・キャリア形成
前述したとおりベテランの管理栄養士からの指導をうけることが可能です。
また療養指導士の取得も支援しております。
当院では管理栄養士チームの熱気があり、一から学び直すぐらいの心構えを持っている方があっていると考えております。
無駄な残業なし
基本は定時で帰宅を推奨しており遅くまで残っている人が偉いという文化は一切ありません。
(ちなみに院長の私にも子供がいて早く家に帰ってお風呂に入れたいので、仕事が終わったらすぐに帰ってしまいます。)
事例検討会やマンツーマンに指導などの学習の時間を昼休みに設けることがありますが、必要のないことで残業をするようなことはありません。(学習時間は固定残業に含まれます。)
先輩常勤さんの声
今後アップロード予定です。
募集要項
募集職種 | クリニックの管理栄養士 |
雇用形態 | 正社員 |
採用人数 | 1名 |
営業日 | 月・水・木・金(午前のみ)・土
*前半9:00-13:00、後半16:00-19:00 |
勤務日・勤務時間 | 月・水・木・金(午前のみ)・土
*平日:前半8:45-13:30、後半15:45-19:00 |
休日 | 火・日・祝 |
勤務地 | 東京都北区赤羽2-4-5 |
仕事内容 | クリニックの管理栄養士(*詳細は仕事内容の箇所をご確認ください。) |
給与 | 初年度月額:275000円
年収シュミレーション *週4.5日の勤務すべてが栄養指導業務になると給与体系が変わり件数制となります。 上記について見学の際にお伝えします。 |
通勤費 | 全額支給(上限2.5万円) |
残業代 | 万が一発生したら法定に従い全額支給。顧問の社会保険労務士にご指導頂き就業規則を作成、労働基準監督署の承認を得ています。 |
賞与 | なし |
昇給 | 定期昇給なし、実力に応じて昇給します。 |
人事評価 | 栄養指導の質、患者さんの接遇、スタッフ同士のコミュニケーションで判断 |
加入保険 | 協会けんぽ、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
定年 | 満65歳 |
退職金制度 | なし |
制服 | 支給します。洗濯もこちらで行います。靴はご自身で用意・洗濯をお願いします。 |
身だしなみ | 華美ではないこと(明らかな金髪・ハイトーンカラーは不可です。カラーリングは患者さんから見て不快に思われない程度の常識範囲内でお願いします。) |
スキルの学び | 勉強会に参加可、資格取得を応援します。 |
応募資格 | この応募のページをしっかり最後まで読んでいただき当院の理念を理解いただいた方。社会人経験がある方。(今回は新卒の方は対象ではありません。) |
就職支援金 | 就職支度金:20,000円 このホームページから当院に直接応募していただき採用となった場合、入職3ヶ月後にお渡ししています。 |
応募方法・流れ
応募前に職場見学をされることを推奨しております。
職場見学をしてみて合うか、合わないかをお考えいただき、その後に応募を頂ければと思います。
具体的な流れは以下のような形になります。
- この応募のページをしっかり読んでいただく
- エントリーフォームを入力する。
- 担当者とスケジュール調整を行う。
- 職場見学を行う。
- 正式に応募をする。履歴書などを作成いただく。
- 面接を行う。
- トライアル勤務を行う。
- 内定
応募するか悩んでいらっしゃる場合でも、ぜひこのページ末尾のフォームよりエントリーして職場見学をしてみてください。
※携帯のアドレスには届かない場合がございます。ご注意ください。
ただし、このような考えなら応募しないでください。
- 最初から楽して稼ぎたい。(入社してから1年ほどは覚えることが多く大変だと思います。)
- 今までの知識だけで栄養指導をしたい。(1から学び直しをされる方があっていると思います。)
- 栄養指導しかやりたくない。(入社してからは幅広く業務にかかわっていただきます。)
よくある質問
● 医療事務は何名いますか?
常時2-3名体制です。常勤の医療事務が1名と受付を担当するパートの医療事務が1-2名います。
● 看護師は何名いますか?
常時1名ほど勤務しています。
● 管理栄養士は何名いますか?
4名在籍しており、常時1-2名が勤務しています。
それぞれ役割があり、患者さんの病態やキャラクターを見て振り分けをしています。
● 副業について
当院の勤務に支障が出ない範囲でお願いしておりますが入社直後は不可としております。
● 実際の1日の流れを教えてください。
勤務時間に開始できるようにご準備いただけば、特に早めの出勤は必要ありません。
診療中は水分の補給やお手洗いなどはご自由に行ってください。昼休みは外出など自由です。各々のペースでランチに行くなどお任せしています。クリニックの周りにはレストランが一杯あるので困ることはないと思います。
● 残業はありますか?
基本的には残業はありません。また在宅医療や病棟業務もありませんのでご安心ください。
● 制服・靴の支給
制服はクリニックで用意します。靴の支給はありません。
● 休日の扱い
祝日はクリニック全体でお休みとなります。有給は法定通りです。
● クリニックの経験はありませんが、勤務は可能ですか?
はい、問題ありません。患者さんとのコミュニケーションがとれること、柔軟性があること、最低限のPCスキルがあることを満たせば問題ありません。
● PCスキルは必要ですか?
PCスキルはあったほうがよいです。タイピングがスムーズでインターネットが使える、WifiやBluetoothという言葉ぐらいは知っている、WordやExcelを使うことができるとベターです。
さいごに
ここまでお読み頂いてありがとうございます!長かったですね(笑)
入社されるを検討される皆様にお伝えしているのですが、最終的に「合うか合わないか」だと思っています。正社員の方にしろ、パートの方にしろ、週数時間も大切な時間を使うのが職場だと思います。
当院ではまず職場見学にお越しいただき、その後自分にフィットしそうだなと思ったら応募いただくという形をとっています。
また東京にはクリニックが一杯ありますので、色々比較してから応募されることを推奨しています。ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせくださいね。