クリニックの医師(定期非常勤)の採用情報

子育てなどの両立を応援!専門性を発揮しながらもフレキシブルに勤務を調整できる応募です。赤羽駅から徒歩4分。

こんな職場を探していませんか?

  • 子育てへの理解がある
  • 専門性を活かして活躍したい
  • 子供が大きくなった時のキャリアプランを描ける

もしあなたがそんな職場を探しているなら一度この応募をご覧になってください。

 

この応募の対象は

現在はお子様がいて休職してるが、子育てが少し落ち着いてきてそろそろ復帰を考えている。

まだフルタイムでの勤務は難しいけど、年単位で医師としてキャリアを作っていきたい。

という方です。

 

急募をしている訳ではなく、当院の考えとご勤務をいただく先生のお考えがマッチする方をゆっくり探しております。

少しでも興味があればこのページをご覧ください!

 

挨拶

こんにちは、赤羽もりクリニック院長の森 維久郎(もり いくろう)と申します。

採用ページをご覧いただきありがとうございます。まずは、私自身について自己紹介をさせていただきたいと思います。

ちなみに、この求人ページの文章は少し長めです(というかかなり長いです)。それには理由があります。

多くのクリニックの求人ページには、当たり障りのないことや良いことしか書かれていないことが多いかと思います。

しかし、私がクリニックを開院当初から一貫して大切にしていることは、クリニック側にとっても、応募してくださる皆様にとっても、入職後に「こんなはずじゃなかった」と感じることがないようにすることです。

仕事は、皆様にとって人生の大きな時間を占めるものです。

その時間が苦痛な時間と感じるか、有意義な時間と感じるかは皆様だけでなく院長の私にとっても非常に重要なことです。

また当院は少人数の組織なので良くも悪くも一人の方の影響が大きいので、ミスマッチが起きるとクリニックとして望ましくないと考えています。

そのため、求人ページでは、当院の良い面だけでなく、悪い面、さらには院長である私のキャラクターも含めて、正直に皆様にお伝えしたいと思います。(よく変人と言われます)

長文で大変申し訳ございませんが、入職を考えている皆様方にはぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

自己紹介

幼少期~クリニック開業まで

さて、私は三重県生まれの4人兄弟の3番目として生まれました。大学までは愛知県・三重県に住んでいました。ぱっとしない性格とよく言われ、同窓会とかでも基本的に先生から覚えられていないタイプの人間です(笑)

しかし「ゼロから作ること」、「組織を作ること」が好きで、大学時代には、地域の空き家を改築してカフェを作ったり、学生団体でブログ運営とかもしていました。また、所属していたラグビー部では(下手なのに)キャプテンをやっていました。医者になってから救急医療もしくは厚生労働省で政治の道に進もうと思い東京に出てきました。

しかし、研修医時代に救急の現場で重症化された患者さんが何度も何度も運ばれてくるのを目のあたりして、もっと悪くなる前にできることはなかったのかと思い、最終的予防医療に興味が出て、人工透析を減らすという目的意識を持ち腎臓内科医となりました。

最初は先端医療を提供する大きな病院に勤務していたのですが、そこでの経験を通じて、予防の最前線はインターネットでの情報発信とクリニックでの医療提供であると確信して腎臓内科のブログを始めたり、セミナー活動を行ったりしていました。

ブログを開始して一定数の患者さんが遠方から受診されるようになり、日本に透析を予防するということに特化したクリニックが少なく、こんなに悩んでいる人が多いのかと痛感し、じゃぁ自分で作ればよいのではないかと考え、最終的に29歳の時に自分のクリニックを開業しました。

(ちなみに当時、平成生まれの院長がいなかったので、開業届には「昭和」の記載しかなく、おそらく私が初めての平成生まれでクリニックを作ったと思います・・・たぶん)

クリニックをオープンしてから4年になりますが周りのスタッフに支えていただき、順調にクリニックは運営させていただいております。(オープンしてからのお話はクリニックの紹介の方で触れたいと思います。)

院長のキャラクター

キャラクターについては自己申告になりますが、「変人」と言われます。そのため当院は「変人」に寛容なスタッフさんが多いと思います。ストレングスファインダーという強み・弱みの分析ツールでは「戦略的思考」と「影響力」を得意とする一方、「実行力」は苦手という結果でした。

事実、クリニックでは私が戦略的に考えて方針を決め、運用は優秀なスタッフさんが行うみたいな形で仕事が進むことが多いです。お互いにお互いの得意・苦手分野を知っているので補ないながらクリニックが運営されていると思います(信じています。。。笑)。

その他、A型、好きなものは浅煎コーヒー、グルメ、肉、温泉・サウナ、新しいスマートフォンとかPCをいじること、旅行、チームプレイあたりでしょうか。最近トライアスロンをはじめて、10月に完走しました。

苦手なものはスケジュール管理、整理整頓、圧のある人、giveばかり求める人、電話、同調圧力、公務員的な対応あたりですかね。

さて、院長の私の話ばかりをしてしましたが、クリニックについて話を移していきましょう。

クリニック紹介

2020年に熱意に燃えてオープンしたクリニックですが、開院直前に新型コロナウイルス第1波による緊急事態宣言が発令されて、その後もコロナの影響もあり最初の1年はまったく患者さんが来ず閑古鳥が鳴くクリニックでした。

しかしスタッフ一同でコツコツ診察を積み上げて、徐々に患者さんのご利用頂くことになり、新聞の掲載・書籍出版・インターネットメディアの掲載など様々な案件を頂くようになりました。

現在、当院のWEBサイトには年間700万程度のアクセスがあり、多くの患者様が受診されております。そのためある程度忙しい部類のクリニックだと思います。

開院してから数年間は忙しいなりに働きやすい職場であり、離職者も少ない職場でした。しかし時間が経つにつれて忙しさが増し、様々な側面で綻びが出てきて2023年、2024年は職員さんに大きな負担をかけてしまいました。

本格的に様々な要素を整理して常勤スタッフ、子持ちのパートさん、学生さんにとって働きやすい職場を作るために2024年の秋頃から再スタートを宣言して日々改善を繰り返しています。

職場の雰囲気としては、恐らくアットホームな雰囲気を残しつつも良い意味でお互いが干渉しないクリニックだと思います。

職場は同じような人が在籍すると考えが凝り固まっていくので、いろいろな人が在籍している方が良いと考えています。実際年齢層もキャラクターも皆んなバラバラです。年齢層は10代~60代までいらっしゃいます。

働き方も当院を常勤としている人もいれば、他の医療機関や会社を常勤として当院を副業としている人もいます。自分で起業したり、大学の講師を請け負うなど成長志向の職員さんもいれば、家庭を大切にして仕事はできる範囲で的確にこなす平和志向の職員さんもいます。

ただし、医療機関特有の職員同士のギスギスした感じを出すような行為はどんなに仕事ができる人であっても当院の考え方と大きく異なります

ずばりそういう方には当院は合わないです。しかしそうではなくそれぞれがそれぞれの立場をリスクペストしながら、それぞれのできる範囲で最大限取り組み、高め合えることを楽しめる方にとってピッタリだと思います。

現段階ではまだ新しい立ち上がりのクリニックです。大きな病院のような設備もありません。(更衣室もレントゲン室です。)日々改善を繰り返しており、仕組みを作っているようなクリニックです。

そのためどちらかというと、良いクリニックに入るのではなく、一緒に良いクリニックを作っていこうと楽しめる方に入職頂ければと思います。

私たちが大切にしているもの

当院では以下の2つのことを大切にしています。

  1. 患者さんの受診体験の向上
  2. 職員さんのコミュニケーション

理由は透析を予防するクリニックに受診する患者さんは症状がなくクリニックに受診されます。

そのため他の風邪や胃腸炎などで受診した患者さんと比較すると、目先の貴重な時間を使って受診をする必要性が低く、少しでもいやなことがある何かと後回しになってしまいがちです。

一方で治療をやめてしまうと年単位で健康を害してしまい、気づいたときには手遅れになるケースが多く、治療をやめないようにするのが非常に重要です。

そのため当院では一つ一つの対応や待ち時間の対策などは他のクリニックよりも大切にするべきだと考えています。

また一人の患者さんが長く通院するのでやがてスタッフと患者さんも顔見知りになります。そのため仕事が出来ても情緒が不安定だったり周りのメンバーを萎縮させるメンバーが一人でもいてクリニック内の雰囲気が悪くなると患者さんに伝わります。

そのため職員同士のコミュニケーションを大切ににしています。

クリニックには常勤スタッフ、学生さん、お子様がいらっしゃる方、退職後に再度チャレンジをしているスタッフなど多様性あふれるスタッフさんがいます。

人工透析を予防するという当院の目標のもと、それぞれのバックグラウンドやペースをリスペクトしつつ業務を行っています。

1 他者をリスペクトできない方
2 仕事のクオリティーが基準を満たさない方
3 決められた業務に対する責任を果たそうとしない方

がいると他のスタッフが負担を背負うことになり、当院が大切にするものが壊れる可能性があるので苦言を呈することがあります。

心理的安全性について

当院は心理的安全性が高い組織を目指しています。

医療業界では仕事の基準が高い職場は、関係性が悪い軍隊のような「厳しい職場」と考えられ、関係性が良い職場は仕事の基準が低い職場は「ぬるま湯職場」と考えられがちです。

心理的安全性の高い職場は「基準の高さ」と「関係性の良さ」を両立した組織です。各人がそれぞれのペースで取り組んでいただければ良いと思っています。

仕事の詳細・方針

当院の医師の業務は外来診療を中心とした業務となります。

クリニック全体として外来診療のみで、病棟業務、訪問診療、当直はなく、オン・オフをはっきり分けてご勤務いただけます。

専門外来診療業務

当院は腎臓病・糖尿病に強い専門外来として診療を行っております。

そのため専門性を活かしたい先生向けの求人内容となっております。

基幹病院の専門外来との違い

重症度とニーズの違い

基幹病院の専門外来と比較すると、比較的軽症事例が多く生活習慣のサポートに興味がある方が多いです。具体的には以下のような方が多いです。

  • 健康診断で腎臓や糖尿病の指摘をされた
  • eGFR30-60で尿蛋白陰性だが食事療法に強く興味がある
  • HbA1c7.0%前後だが内服ではなく生活習慣の治療に興味がある など

*時折、透析が必要と言われて飛び込みの相談のため受診される患者さんも一定数いらっしゃいます。込み入った内容になることがあるのでそのような場合は初診日は検査のみを行い、結果説明を院長の外来に入れていただければと思います。

コメディカルとの連携

どちらかというと主役が管理栄養士の外来だと思います。

そのため背中が語るタイプの先生よりもコメディカルのスタッフさんを上手に活用できる先生の方が向いているかもしれません。

(恐らくブランクがある方もお読みだと思います。リハビリ期間はしっかり設けるのでご安心ください。)

診療において事前にお伝えする注意点

情報発信について

腎疾患についてはWEBサイト(年間700万アクセス)やYOUTUBEチャンネル(登録者数3.5万人以上)、書籍4冊出版などを行っており積極的に情報発信を行っております。

そのため事前に学習されてくる患者さんが多く、逆に先生の診療方針と異なるときに少しストレスを感じるかもしれません。

診療内容や情報発信についてはブラッシュアップしている最中なので適宜改善点について上げていただければと思います。

忙しさについて

決して暇ではなく時間あたり10人程度の診療をお願いしております。

ただし栄養指導後の患者さんが半数以上を占めるためある程度の問診や指導が終わった状態で診療開始となります。

診療メニューとして以下のようなものがあります。

  • 再診外来:コメディカルの事前問診はなし
  • エコー外来:エコー検査⇒診察・結果説明の流れ
  • 新患外来:コメディカルが事前問診して医師に引き継ぐ
  • 栄養指導外来:栄養指導の一貫で一通り事前問診して、医師に引き継ぐ

正直、楽して稼ぐという意味では透析クリニックを選択された方が良いかもしれません。。。

 

クリニックの将来性

2020年開院以降、日々の診療に限らずインターネットメディア、新聞連載、書籍などを中心に広報活動を行ってきたため全国から患者さんが受診しています。

また院長が30代であり、固定概念に囚われることなく色んなことにチャレンジしていこう、決して楽な職場ではありませんが切磋琢磨していこうという雰囲気はあります。

当院で働くメリット

17時で診察時間が終了する

診療時間
09:00〜13:00
14:00〜17:00
16:00〜19:00

2025年9月より診療時間を繰り上げてママさんが働きやすいようにしています。

木のみ19時まで診療がありますが、木曜日の後半について時短の相談可能です。

残業なし

外来診療のみなので残業はありません。ちなみに院長の私にも子供が2人いて早く家に帰ってお風呂に入れたいので、仕事が終わったらすぐに帰ってしまいます。遅くまで残っている人が偉いという文化は一切ありません。

お子様がいても両立可能

私も子育てをしており理解していますので、ママさんを当院は応援しています。

お子様の急な発熱などに対しては、いろいろ相談して体制を作っていきます。

ただし子供の運動会など事前にわかっている案件については数か月前から教えてもらっています。

将来的なキャリア形成

完全に主観ですが、人生において「自分」・「家族」・「仕事」の3つで同時にできるのは1.5から2個だと思っています。

子供がいる地点で「家族」で1ポイント使っているので、残り0.5-1.0ポイントの中で「仕事」をせざるを得ません。

子供が小さい時は時間に上限を設け、一方でその分長くマラソンのようにキャリアを設計するのが良いと個人的には思っています。

当院は現在はフルで働けないが5年後に向けてゆっくりと組み立てていくみたいなキャリア形成を応援しています。

将来的に勤務時間を増やしていきたいというお考えがある場合は分院の運営を担当する常勤勤務への切り替えも検討します。

常勤と非常勤の違い

このページは非常勤の先生の求人ページになりますが一応当院の常勤と非常勤の違いをお伝えしておきます。将来的なキャリアとして常勤勤務を検討されている場合は参考になさってください。

常勤:幅広い業務をこなし、クリニックの運営に関わっていただくという役割を担います。

非常勤:特定の業務を着実にこなす役割を担います。業務は比較的シンプルです。

厳しいかもしれませんが、非常勤勤務のような気持ちで常勤スタッフになられると、他の非常勤のスタッフさんや常勤のスタッフさんと不公平が生じると考えています。

基本は常勤スタッフは「スーパープレイヤー」か「マネージャー」のみとしています。

ただし入社の段階ではそうである必要はなく、最初の数ヶ月は自分が出社できる時間の範囲内で一生懸命仕事を覚えていただければ問題ありません。

スキル、患者さんの接遇、スタッフ同士のコミュニケーションで総合的に判断しています。

お子様が大きくなってある程度時間に余裕が出たら、プロジェクトを担っていただきます。

過去の事例
・バックオフィス(労務・経理業務など)
・WEBサイトの管理
・ライティング活動
・マニュアル作成 など

先輩ドクターの声

Aさん

今後掲載予定

Bさん

今後掲載予定

職場写真(内観・働く場所)

30年前に作られたクリニックの跡地で開業しています。

クレンリネスに心がけていますが決してラグジュアリーな環境ではありませんので、そういう環境を求める方は当院ではなく美容クリニックなどのクリニックを選択されると良いと思います。

募集要項

募集職種 クリニックの医師
雇用形態 定期非常勤
採用人数 腎臓内科1名 糖尿病内科1名
営業日 月・水・木・金(前半のみ)・土

*前半9:00-13:00、後半14:00-17:00
*木曜日のみ後半 16:00-19:00

勤務日・勤務時間 腎臓内科医師(週1コマから)
・土:9:00-15:00
・木:16:00-19:00
糖尿病内科医師(週1コマから)
・土:9:00-15:00
休日 火・日・祝
勤務地 東京都北区赤羽2-4-5
仕事内容 クリニックの医師(*詳細は仕事内容の箇所をご確認ください。)
給与 時給1万円
通勤費 全額支給(上限2.5万円)
残業代 万が一発生したら法定に従い全額支給。顧問の社会保険労務士にご指導頂き就業規則を作成、労働基準監督署の承認を得ています。
賞与 なし
昇給 定期昇給なし、実力に応じて昇給します。
人事評価 栄養指導の質、患者さんの接遇、スタッフ同士のコミュニケーションで判断
加入保険 協会けんぽ、厚生年金、雇用保険、労災保険
定年 満65歳
退職金制度 なし
制服 支給します。洗濯もこちらで行います。靴はご自身で用意・洗濯をお願いします。
身だしなみ 華美ではないこと(明らかな金髪・ハイトーンカラーは不可です。カラーリングは患者さんから見て不快に思われない程度の常識範囲内でお願いします。)
スキルの学び 勉強会に参加可、資格取得を応援します。
応募資格 この応募のページをしっかり最後まで読んでいただき当院の理念を理解いただいた方。栄養指導の経験がある方。
就職支援金 就職支度金:100,000円
このホームページから当院に直接応募していただき採用となった場合、入職3ヶ月後にお渡ししています。

応募方法・流れ

応募前に職場見学をされることを推奨しております。

職場見学をしてみて合うか、合わないかをお考えいただき、その後に応募を頂ければと思います。

具体的な流れは以下のような形になります。

  1. この応募のページをしっかり読んでいただく
  2. エントリーフォームを入力する。
  3. 担当者とスケジュール調整を行う。
  4. 職場見学を行う。
  5. 正式に応募をする。履歴書などを作成いただく。
  6. 面接を行う。
  7. トライアル勤務を行う。
  8. 内定

応募するか悩んでいらっしゃる場合でも、ぜひこのページ末尾のフォームよりエントリーして職場見学をしてみてください。

※携帯のアドレスには届かない場合がございます。ご注意ください。

ただし、このような考えなら応募しないでください。

  • 楽して稼ぎたい。(透析クリニックや検診クリニックの方が向いていると思います。)
  • なるべくコメディカルと関わりたくない。
  • 自分の好きなように診療をしたい。

よくある質問

●クリニックを開業してから現在まで

2020年5月に私と医療事務2名で運営を開始しました。

開院日には新型コロナウイルス第一波による緊急事態宣言が出ており色々大変でした。

現在は医師4名、医療事務5名(常勤3名パートさん2名)、看護師4名(パートさん4名)、管理栄養士(常勤3名パートさん1名)、臨床検査技師1名が在籍してます。

● なんで開業したんですか?

腎臓内科になった時から、重症化予防をやりたいと思っていて最初は臨床と研究の両方ができる病院に勤務しました。

上司や同僚がユニークで凄い楽しかったのですが、次第に腎生検など高度な医療のレベルを上げることよりも、尿蛋白の早期発見や高血圧や糖尿病の未治療を防ぐための正しい情報発信や受診体験の向上の方が重症化予防につながるのではないかと考え、最終的にクリニックを開業することにしました。

● なんで医師を募集しているのですか?

一番の理由は、「良い人先生だね」と言われるよりも「良いクリニックだね」と言われる方が嬉しく、診療業務よりも運営業務の方が好きなことに気づいたためです。

また、クリニックにとどまらず医療に必要とされるサービスを作ることを決めており、そちらに自分の時間を使いたいと思っています。

● 今後、クリニックをどのようにしていく方針ですか?

医療における「体力がありリソースをフルベットできる人だけが活躍できる」という文化には違和感を感じております。

  • 朝から晩まで営業する
  • 人手不足で残っている職員が奮闘している
  • 一人のスーパープレイヤーでクリニックが成り立っている
  • 長く勤務できるスタッフが優遇される など

こんな光景をみたことはないでしょうか?

患者さんの朝早くやってほしい、夜遅くまでやってほしい、日曜日もやってほしい。そういうニーズに応えることは素晴らしい一方で

何かを犠牲にして成り立っていたり、制約がある貴重な人財が活躍できていないとも思っています。

生産年齢人口の増加を前提とした人海戦術が通用した経営から人口減少・供給制約を前提とした経営にクリニック経営も切り替わっていくべきなんじゃないかと思っています。

腎臓内科も糖尿病内科、医療従事者も女性が多いと業界であり、幸いにも急変が起きづらい領域でありサービス内容、接遇、集客力、職場の雰囲の良さなどをしっかりスタッフ一丸となって体現できれば達成できるんじゃないかと思っています。

● 初診の患者さんの相談内容は?(腎臓部門)

腎臓内科部門に関しては、健康診断の異常(クレアチニンが高い、尿蛋白が出ている)と言われた患者さんの受診が7割ほどです。

多くの患者さんはクレアチニンの再検、シスタチンCや蛋白定量検査などの検査を行い、異常なしのことが多いです。

その他は、地域の内科のクリニックにかかっているが腎臓の専門的な相談を希望されての受診です。

多くは栄養指導を希望されているので初診日に検査を行い、結果説明と栄養指導を入れることが多いです。

また中には透析が必要と言われて相談のため受診される患者さんも一定数いらっしゃいます。

そのような場合は初診日は検査のみを行い、結果説明は院長の外来に回していただいても大丈夫です。

● 初診の患者さんの相談内容は?(糖尿病部門)

糖尿病部門については、健康診断での異常(血糖値、ヘモグロビンA1cの異常)や、専門的な治療や栄養指導を希望で受診される患者さんが多いです。

基本的にはHbA1c7ぐらいの方が多く、中にはHbA1c6.0ぐらいで心配で受診される方もいらっしゃいます。

初診日に血液検査、尿検査を行ない、結果説明の日に栄養指導・糖尿病個別指導を受けてもらいながら説明していくことが多いです。

時折、HbA1cが10を超える患者様もいらっしゃいます。その場合はインスリン導入をすることもあります。

● 担当医制ですか?

慢性疾患が多くWEB予約制のため、同じ先生が同じ患者さんを継続的に診察しやすいと考えております。

もちろん、先生が不在の場合に受診された場合は他の医師が担当し、再び先生の外来にお戻しします。

● 紹介先について

特定に医局には属していないので紹介先については、東京北医療センター、板橋中央総合病院、赤羽中央総合病院などにご紹介することが多いです。

それ以外に状況によって以下の紹介先に紹介をしています。

画像検査の依頼をするとき→赤羽画像クリニックなど

腎生検を依頼するとき→板橋中央総合病院や大久保病院など

シャント増設や透析導入を依頼するとき→赤羽中央病院など

ケトアシドーシスなど高血糖緊急症の治療を依頼するとき→東京北医療センターなど

内視鏡検査→赤羽胃腸肛門クリニック、おりはた胃腸パラスクリニックなど

泌尿器科→東京北医療センター、新宿駅前クリニックなど

● 行える検査について教えてください。

採血、採尿は外注しています。血糖、HbA1c、尿一般は即日に結果がでます。

その他、心電図、胸部レントゲン、血圧脈波、エコー、体組成計などが可能です。

● 栄養指導はどんな感じで行っていますか?

栄養指導については当院では具体的な栄養素のグラム設定はせず、患者さんの病態を管理栄養士がアセスメントした上で医師と確認しながら行っています。

栄養指導は1回ではなく複数回を行い、栄養指導の場では食事だけでなく病気全般にかかわるデーターを管理栄養士がしっかりアセスメントして、患者さんに生活習慣全般のフィードバックをかけるようにしています。

栄養指導の後に医師が不足している説明を補うような形をとっています。

ちなみに当院では年間3600件の栄養指導を行っており、1日約120-30名ほどの患者さんが栄養指導を受けています。

● 医療事務は何名いますか?

常時2-4名ほど勤務しています。

常勤の医療事務が3名と受付を担当する医療事務が1-2名います。

● 看護師は何名いますか?

常時1名勤務しています。

すべてパートさんです。

先生の診療のサポートは事務さんが行います。

● 管理栄養士は何名いますか?

4名在籍しており、常時3-4名が勤務しています。

● 直接応募の場合、入職祝い金はいくらですか?

定期非常勤の場合、勤務10万円のお祝い金を、勤務開始3ヶ月後にお振込みいたします。

直接応募は、ホームページにある問い合わせフォームにご連絡をいただいた場合とします。

医師紹介会社経由の場合は、直接ではなく紹介会社経由でご連絡をください。(その場合は入職祝い金はありません。)

● 実際の1日の流れを教えてください。

9時に診療開始できるようにご準備いただけば、特に早めの出勤は必要ありません。

診療中は水分の補給やお手洗いなどはご自由に行ってください。

● 残業はありますか?

最終受付が20分前なので、基本的には残業はありません。

また在宅医療や病棟業務もありませんのでご安心ください。

最後の患者さまが診察室を出たら、終了になります。残業が発生したら、スタッフに報告してください。

クリニックでの勤務を検討されている先生方から頂くご相談
● 基幹病院に勤めていて、非常勤で勤務することも可能か?

はい、研究日などで当院にご勤務をいただくことも可能です。

また16時-19時の後半の外来にご勤務をいただくことも可能です。

お近くであれば、普段お勤めの病院の外来で病態が安定している場合の逆紹介先としてご利用いただいたり、腎生検が必要かの判断が必要な患者様を診察頂くようなことも可能です。

一方で、透析クリニックとは異なり自由な時間は比して少ないかもしれません。

● 子育て中ですが、勤務は可能ですか?

はい、子育て中の方でも勤務は可能です。

9-14時の前半外来での勤務がフィットしていると思います。

またお子様の体調などの理由で勤務できない場合は院長がピンチヒッターで診察しますのでご安心ください。

● 専門医を持っていませんが大丈夫ですか?

はい、糖尿病、腎臓病の診療ができれば専門医の有無は問いません。

● 総合内科医ですが、勤務は可能ですか?

総合内科の先生であれば、一般的な糖尿病、腎臓病の診療も可能と思います。

最初、少しばかり補うべき知識があるかもしれませんが、院長がお伝えできればと思います。

逆に私が至らない一般内科、消化器内科などの診療でお力添えを頂けると大変助かります。

糖尿病、腎臓病の症例数は多いので外来診療のスキルアップの場としてご利用いただけると思います。

● 後期研修中ですが、大丈夫ですか?

はい、問題ありません。

病棟業務が中心の先生にとって、入院する前に起きていること、入院後に起きていることを経験する良い機会になればと思っています。

● 今後、クリニックの開業を検討しています。

赤羽もり内科・腎臓内科の診療圏(都内北部~埼玉県)の開業についてはご遠慮ください。

それ以外であれば、ご希望があれば運営ノウハウをお伝えいたします。

特に中部地方、関西地方、九州地方で開業をお考えの方がいらっしゃれば是非とも連携させてください。

 

● 医療事務は何名いますか?

常時2-3名体制です。常勤の医療事務が1名と受付を担当するパートの医療事務が1-2名います。

● 看護師は何名いますか?

常時1名ほど勤務しています。

● 管理栄養士は何名いますか?

4名在籍しており、常時1-2名が勤務しています。

それぞれ役割があり、患者さんの病態やキャラクターを見て振り分けをしています。

● 副業について

当院の勤務に支障が出ない範囲でお願いしておりますが入社直後は不可としております。

● 実際の1日の流れを教えてください。

勤務時間に開始できるようにご準備いただけば、特に早めの出勤は必要ありません。

診療中は水分の補給やお手洗いなどはご自由に行ってください。昼休みは外出など自由です。各々のペースでランチに行くなどお任せしています。クリニックの周りにはレストランが一杯あるので困ることはないと思います。

● 残業はありますか?

基本的には残業はありません。また在宅医療や病棟業務もありませんのでご安心ください。

● 休日の扱い

祝日はクリニック全体でお休みとなります。有給は法定通りです。

● クリニックの経験はありませんが、勤務は可能ですか?

はい、問題ありません。患者さんとのコミュニケーションがとれること、柔軟性があること、最低限のPCスキルがあることを満たせば問題ありません。

● PCスキルは必要ですか?

PCスキルはあったほうがよいです。タイピングがスムーズでインターネットが使える、WifiやBluetoothという言葉ぐらいは知っている、WordやExcelを使うことができるとベターです。

 

さいごに

ここまでお読み頂いてありがとうございます!長かったですね(笑)

入社されるを検討される皆様にお伝えしているのですが、最終的に「合うか合わないか」だと思っています。正社員の方にしろ、パートの方にしろ、週数時間も大切な時間を使うのが職場だと思います。

当院ではまず職場見学にお越しいただき、その後自分にフィットしそうだなと思ったら応募いただくという形をとっています。

また東京にはクリニックが一杯ありますので、色々比較してから応募されることを推奨しています。ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせくださいね。

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